ゾイド RCZ プレシオサウルス (仮)
タカラトミー
発売日 2008-09-27
¥ 2,100
普通に見ると、単なるブラキオスの1バリエーションに見えなくもありませんが、
ストーリーの時代設定が、歴史上の空白期であった第一次大陸間戦争直後ということが、この機体の存在意義を高めています。
第二次大陸間戦争勃発時、ガイロス帝国の制式機はそのほとんどが旧ゼネバス製になっており、
純ガイロス製のゾイドはヘルディガンナーただ1種のみになっていました。
この機体は、ゾイド開発史においてガイロス帝国制式ゾイドが変遷していった過程を知る事ができる、貴重な存在です。
それに、これまでゾイドでは海軍機のバリエーションが少なく、
海兵隊や空軍の延長みたいな水陸・水空両用機は数多くあれど、
純粋な制海戦闘ゾイドはアクアドン、フロレシオス、ウォディックの3種しか存在しませんでした。
買いかぶり過ぎかもしれませんが、既存ゾイドのパーツを流用し、
この2つのミッシングリンクを埋める役目を持つ機体を作り上げた発想には、舌を巻くばかりです。
強いて欠点を挙げるならば、やはりネオゴドス同様値段が高いことです。
10年前の感覚ならば1000円台で出せそうなものなのですが、
購買層を絞り込んだ分、単価を上げざるを得なかったのでしょうか。
公式ファンブック3に、ブラキオスを軸に、レドラーのパーツを使った首長竜型の改装例がありましたが、そういったブラキオスを軸にした本当の商品となると、「やってくれたな・・・」「手抜きじゃん」という感じもするのですが、考えてみれば、旧ゾイドもいろいろなパーツを組み合わせて、全く別なゾイドに見せるような努力をしていたので、そういった歴史も感じる事ができます。
ディスプレイ台が付いているということは、歩けるのでしょうか?または、フロレシオスのようにお風呂に浮かべられれば・・・とも思うのですが、無理かなあ?
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