装甲騎兵ボトムズ アクティックギア AG-V16 スタンディングトータス
タカラトミー
発売日 2007-09-28
¥ 1,980
ちゃんと足開いて立てないとダメでしょ。
武器はいいのに。
個人的にはトータス系で一番好きな機体。
出たのは素直にうれしかったのだが、
ちょっとした問題があり。
前に出たタートルよりも、可動に関して劣っているのだ。
一つ目はの問題は、足首。
ぶっちゃけ、これはチョット弄れば(要工作)
簡単に可動範囲を広げられる。しかし、これは違うだろう。
AGは模型ではないし、商品の目的が違う。
おそらく型抜きの関係であるとは思うが、
今後、この辺の改良を願う。
もう一つはハンディロケットガンの持ち方。
劇中の様なイカス構えができないのだ。
(一応、両手で持てない事はない)
ボディも銃もゴツイ箱だから、わからないでもないが
多少デザインを変えてでも、銃側のグリップを
スライド&可動式にするとか、どうにかならなかったのだろうか?
この辺に新解釈が欲しかった。
あと、色をタートルと変えてあるが、これはTV設定通りの
色の方が良かったと思う。
余計なサービスだと思いたいが、拳や足裏と同様で
PFとの統合を狙ってる、というのが真相であろう。
愚痴っぽくなってしまったが、決して悪いものではない。
それにAGファンにはうれしい非タコ系。
なんだかんだ言ったって、新鮮味がある。
スワンピークラッグがないだけでこんなに印象が変わるか、と思う変貌ぶりです。
武器の両手持ちを意識した腕の大型化はスワンピークラッグがない為にプロポーションのバランスを欠いた姿に見えます。足が細く見えるのですが、腕が大きすぎることが原因に思えます。頭も小さく見えるようになりました。
ハンディロケットガンはハッタリ優先なのでしょうか、少々大き過ぎるように思えます。ストックを外したりしないと正面に銃を構えた両手持ちは厳しいです。武器自体が重いので間接が緩いものだと保持が難しいです。MK-Uが発売された時、ハンディミサイルランチャーの保持も厳しそうですね…。
タートルとの差別化を図った整形色変えも評価が分かれるところです。個人的にはタートルと同じ整形色が良かったです。
SAK135とは違い、パイロットフィギュアは秘密結社パイロットのものになっています(笑)。
タートルがフレイムスロワーもついていただけに、ヘヴィマシンガン、あるいはアームパンチなしの両下腕もつけてほしかったです。しかし手首は小さすぎ。
今回のトータスはタートルのひざ下以降のパーツ違いでタートルの完成度を引き継いで良い仕上がりになると思っていましたが下半身がアクティブの意味を持たない残念な可動でした。
問題は足首にあるのではないかと思います。股は左右には大きく開けられるのに対して足首をタートルほど角度がつける事ができ無く、地にどっしりとしたポーズもとれません。モモから外にハの字に少ししか開かないので、なんか内股みたいにも感じます。
ハンディロケットガンは、かなり上部で胴に対して斜め前に構えれば何とか両手持ちをさせることができますがスコープドックのように頭部が回転する事ができない(デザイン的に無理)ので不自然になります。ハンディロケットガンの成型は良いのですが部分的に肉抜きが気になりました…。
タートル本体の成型色はトータスより濃い色になっていますが渋くなったというよりよりプラスチック感が強調された印象をうけました。トータスのつや消しっぽい薄い緑の成型色の方が良かったです。
マイナス点ばかりあげましたがタートルの良い部分に対して本当に残念です。
今回はタートルに新規パーツを差し替えの仕様と思われるのに何故こういった仕上がりになったのか疑問を感じました。
ペールゼン・ファイルズ版などリリースラッシュが続きますがAG開発陣には、もう一歩ユーザー側に立ったクオリティチェックをお願いしたいです。
そしてトータスMk.IIが商品化の機会があれば下半身の改良は希望します。
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