35MAX AT-COLLECTION 07 装甲騎兵ボトムズ ライトスコープドッグ＆エクルビス (1/35スケール塗装済み完成品)
Max Factory
発売日 2007-09-29
￥ 10,395
欠点…いや、欠陥と言ってもいいかも知れないレベルの問題が多過ぎます。
先ず、ライトスコープドッグですが、ターレットの可動をようやく再現しましたが、あの小さいアクティックギアですら可動…回転だけなら大昔の海洋堂のフィギュアだってした筈です。はっきり言いまして、コレが今更ウリになると思っている事がまずビックリですよ。（苦笑）
そもそも、３５ＭＡＸのスコープドッグは出る都度改良されますが、昨今の技術なら「最初から出来たレベル」としか思えない部分の改良ばかりで、好感を持つ以前に「何を今更…つーか前の買った人の立場は？」と不信感を覚えてしまうレベルかと。そのクセ根本的なプロポーション、明記した１／３５というサイズの無視はちっとも改善しない…。
また、今商品のエクルビス、可動範囲等は良いのですが、フクラハギに伸びたパイプの処理…片方がぷらんぷらんという、何年前のアクションフィギュアだ？と思わせる処理…可動範囲の妨げにならない様…というのは分かりますが、ハッキリ言って見た目を著しく損ねています。
それと、エクルビスにワザワザ武器持ち手まで付けたのに手持ち火器は付属しない…いや、エクルビス自体、劇中で手持ち火器を使ってはいないので良いのですが、ライトスコープドッグの方にも手持ち火器は何にもなし…ショートバレルのヘビィマシンガンくらい付けたらどうですか？ＭＡＸファクトリーさん。レーンカスタムとかで金型は流用出来る筈でしょ？コストダウンというなら使えもしないエクルビスの左手首パーツなんて無用なモノを付けなければよい事でしょ？それとも、不満を持った人に武器セットを買わせて二重に設ける魂胆なのですか？
立体化に恵まれないであろうエクルビスだから、というメーカー側の甘え、手抜きみたいなモノを痛烈に感じてしまいます。ＭＡＸ合金といった完成度の高い商品をリリースしていたメーカーなのに、落ちるところまで落ちたものです…。
雑誌等でアナウンスされたスキウレは、どーなったんでしょう?
エクルビスはガレキでしか発売されなかったので、これは注目アイテムですが、１／３５はフォルムはともかく、作り込みが甘い感じがするし、ライトカスタムも劇中のようなクラッシュする左腕というパーツを付けて欲しいところです。
さすがに量産型ラビドリードッグは出そうもないけれど、フィアナが乗せられたビズィークラブとシャッコのベルゼルガイミテイトを期待する人もいると思うのですが。
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