MS IN ACTION!! アッシマー

バンダイ

発売日 2005-04-23
￥ 1,300

劇中のイメージで変形不可と思っていたアッシマーが変形可能、しかも完成品塗装済みのMIAで出るとは･･･凄い時代になったものです。いじってみた結果不満点は特にありませんね… これだけ出来てれば十二分です。

劇中でも異彩を放っているMAMS[アッシマ－]を、違和感無く変形出来るように作っています。武器も引き金に指を掛けた状態でキッチリ握ります。腕部、肩部のア－マ－がタマに外れる程度で、変形遊びが楽しめます。唯、ちっさいよなあ、、、

店頭に全然出てなくてようやくゲッツできたアッシマー。Zに初お目見えしたときは他MSよりでかいしUFO(笑)になっちゃうしで気に入りました。劇中ではチャチャっとMA変形してしまうため、どうなってるか分かりませんでしたが、MIAを手にし変形してみるとなるほど納得でした。精度は腕のアーマーと股関節がイマイチです。MA変形時に肘を縮めるのですがその時ググっと腕のアーマーを掴むとパキッと半分に外れちゃうんですね・・。でも接着しちゃえば問題ないかと。股関節はMA形態時に胸アーマーが腿の横に付くんですが、股関節の遊びがありビシっと接合してくれません。片方つけると片方がポロッなんて感じ。さすがに劇中のようにグルグルビン！と簡単に変形できませんが、プロポーションや変形モデルなのに可動は申し分ないです。変形を優先しちゃうとトランスフォーマーみたく常にキヲツケ状態になりますから・・。手は取り外しで３タイプあります。アッシマー好きなら即ゲッツ！！

MIAシリーズのアッシマーです。p変形をこなすアイテムでありながら、プロポーションも良好、可動範囲も凄いアイテムです。pまた、MIAシリーズでは、どうしてもオーバースケール気味な武器が気になったのですが、アッシマーのビームライフルは元々かなり大きめなため、全く気になりません。p独自のデザインアレンジが加えられたHGUCのプラモデルと較べると、MIAの方は、劇中のイメージに近いものに仕上げられています。pHGUCの方は、様々な角度で飾ることができる展示ベース・マトリクスディスプレイが付属していたり、他のMSとのスケールの対比がかなり正確なため、アッシマーの巨大さを体感できたりと、劇中の雰囲気を楽しむことが出来ます。p一方、このMIAには、展示ベースはMA用のみ、スケールもノンスケールなため、他のMSとあまり変わらない大きなとなっています。しかし、広い可動範囲を活かして、HGUC以上にガシガシ遊ぶことが出来ます。p劇中のシーンを再現して楽しむならHGUCのプラモデルを、単体でガシガシ遊ぶならこのMIAをオススメします。

今までGFFシリーズを好んで購入してきた私にとって、MIAは、どちらかというとおもちゃっぽく、作りこみ方も甘いという印象があり、何度か購入を考えた事もありましたが躊躇してきました。しかし今回、KARABAを苦しめたあの憧れのアッシマーが発売と聞き、思い切って購入しました。驚きです、正直ここまで良く出来ているとは‥‥。モビルスーツモードのプロポーションの良さはもちろん、変形行程での各パーツの確実でしっかりとした動き、特にモビルアーマーモードの球状部分の継ぎ目のかみ合わせなぞは「見事！」の一言でした。しかもここまで再現しておきながら、私の子供が多少乱暴に扱っても、破損もせずにしっかりとしているのです。（GFFなんかはとてもじゃないですが…）玩具としても十分使用に耐えうる。これもMIAの一つの良さなんですね。方向性は違いますが、GFFシリーズも見習うべきところが多々あるんじゃないかなぁ・・。

フィギュア大好き