GD-76超合金 ガイガン2005

バンダイ

発売日 2004-12-18
¥ 5,000

何度かベビーフェイスになったギドラやメカゴジラと違い、ゴジラシリーズで純粋にヒール怪獣で通したガイガンの超合金で、大きさ的に、600円のソフビに合わせられるサイズです。しかし、ポピニカにする必要がなかった轟天号とはサイズが合いません。まあ、どうでも良いのですけど。 600円サイズでは両手をチェーンソーにした強化型が発売されていないので、こちらでそれを再現できるのは良いでしょう。轟天号よりも遊ぶ面白さと楽しさはあります。 でも結局、見かけ倒しのヘタレ怪獣というガイガンのイメージは、首の付け替えで、余計に出てしまいましたし、これに合わせる600円ソフビのモンスターXが出ていないのが惜しい。

この超合金ガイガンは肘関節の稼動範囲がかなり広く、腕に装着された武器を回転させて角度を変えられるため、カマ状の腕を胸の前で交差させたポーズなど、劇中でガイガンがとるポーズをかなり忠実に再現することができます。ただ塗装は目と背びれの膜の赤、体の青共に劇中に比べ明るい色になっており、重量感や力強さが感じられません。ムービーモンスターシリーズのガイガン2005やそのパワーアップタイプが劇中に忠実な塗装を施されているだけに、この超合金ももう少し劇中に忠実な塗装を施して頂きたかったと思います。また非常に残念なのが飛行形態用の頭部パーツが強化前のものしか付属しておらず、強化型の飛行形態が再現できないことです。強化型は登場する時から飛行形態を取っていますし、モスラとの空中戦を繰り広げたりと飛行形態での活躍は強化前以上ですから、この超合金も強化型の飛行形態を再現できるよう、強化型の飛行形態用頭部パーツを付属させて頂きたかったところです。またこの超合金の皮膚はプラスチックと超合金ことダイキャスト製で硬く、生身の皮膚らしさが感じられません。これについてはプラスチックをあえて使わず、皮膚をムービーモンスターシリーズのような普段の怪獣玩具でおなじみの柔らかいソフビ製にし、銀色の金属部分を硬いダイキャスト製にした方が、金属部分を全て金属のダイキャストで再現していることを売りにできる上、皮膚は柔らかく金属部分は硬いという、生物と機械が融合したサイボーグ怪獣らしい商品になったと思います。せっかくのサイボーグ怪獣なのですから、プラスチックではなく普段の怪獣玩具でおなじみのソフビと機龍二部作の超合金メカゴジラに使ったダイキャストを融合させた、これまでにない商品にして頂きたかったところです。

GD-76超合金 ガイガン2005

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